野球少年(小学・中学・高校生)とお父さんが一緒に学習。
判り易く
物理屋が解説! 野球技術論
最新改訂: 2015.9.18
チェンジアップ
Change Up
目次
「グリップ」
「リリース」
「応用」
投球編に
遅い変化球の代表で、バッターのタイミングを外すのに最適なボールで、必ずしもストライクである必要は有りません。
スピン回転は非常に少なく、気流の影響を受け易くなり、ボールは微妙に、シュート回転したり、スライダー回転しながら、急速に落ちます。
「グリップ」
「サークル・チェンジアップ」
全ての指がシームに掛らない様に、人差し指と薬指は中指から、出来るだけ広く、親指と人差し指で円(サークル)を作り、中指は第二関節部分でボールを掴む感覚でグリップします。リリースはストレート系と同じ腕の振り、手首の動きですが、指先をボールに掛けず、第二関節部分を押し出すように、バックスピンを少なくします。中指の微妙な動きで、ボールはシュート回転したり、スライダー回転しながら、急速に落ちます。遅い変化球の代表です。

「パーム・チェンジアップ」
中指の第一関節が馬蹄形シームの真上に、第三関節部分までボール表面に触れるように、深く置きます。
人差し指と薬指は中指から、出来るだけ広く、フォーク・ボールの様に、ボール横に添えます。
親指と小指は、左右対称の位置でボールを、掴む感覚で軽くグリップします。
リリースはストレート系と同じ腕の振り、手首の動きですが、手首を立てたまま、指先をボールに掛けず、第二・第三関節部分でボールを押し出すように、バックスピンを極力少なくします。


「リリース」
リリースはストレート系と同じ腕の振りで、手首は立てたまま、指先をボールに掛けず、第二関節部分を押し出すようにリリース、バックスピンを少なくします。中指の微妙な動きで、ボールはシュート回転したり、スライダー回転しながら、急速に落ちます。遅い変化球の代表です。
バッターのタイミングを外すのに最適なボールで、必ずしもストライクである必要は有りません。

「応用」
下図の様に中指を、センターから、左右に移動すると、スライダー又はシュート等、より変化がしやすくなります。


